うなぎは好きだけれど、脂が強すぎるのは少し苦手――そんな人に推したいのが、厚木市・小野にある「地焼うなぎ ひらさわ」。こちらは関東で主流の“蒸し”を入れない地焼きスタイル。備長炭で一気に焼き上げ、外は香ばしく中はふんわり。しかも、鰻は国内産厳選・ご飯は釜炊きという“さき立て・焼き立て・炊き立て”の三立て主義。まずはこのお店の強みを一言で言うなら「香りと食感で記憶に残るうな重」です。

飲食店800店以上行った筆者が、実際に店舗に行って解説しております。
場所は?
駐車場


敷地内にゆったりした平面駐車場があり、台数にも余裕。旗竿の“ひらさわ”幟が目印で、初訪でも迷いにくい配置です。休日のランチは回転が早い一方でピーク帯は満車になることも。時間に余裕を持っての到着、もしくは事前予約が安心です。
外観




木組みの庇、敷石のアプローチ、白暖簾。料亭のような上質感と肩肘張らない親しみが同居した佇まいです。


店名の木製サインが“地域の食事処”としての温度感を伝えます。
いぜ店内へ


玄関を入ると磨かれた床と障子・格子が迎えてくれる落ち着いた和空間。


テーブル椅子席の小上がり、広めのテーブル配置で年配の方でも座りやすいのが好印象。晴れの日の会食や家族の記念にも使いやすい雰囲気です。


席からふと外の景色を見ると、このように窓の外には枯山水風の庭が広がり、松や灯籠が目を楽しませます。
メニュー


うな重は**「福」4,350円/「禄」6,350円/「寿」8,350円の段階構成。白焼き重は6,650円。単品の白焼き・かば焼きは各3,600円で、好みの食べ方を選べます(価格は確認時点、変更の可能性あり)。コースやお食い初め膳、子ども膳などのハレ仕様**も用意。ランチとディナーで営業時間が分かれているので訪問前にチェックを。
【メニュー】
- うな重(赤出し、香の物)
白焼丼(平日お昼三〇食限定)
白焼重
禄
福
かば焼膳
寿(かば焼と白焼き)
楽
豊
伯(白焼き)
祥(かば焼と白焼き)
【単品メニュー】
- 肝焼(食数限定)
半助(食数限定)
稚鮎素揚げ
う巻き
うざく
うなぎ八幡
あつぎ豚治部煮
白焼き
かば焼
釜炊きご飯(二合より)
※ 価格は全て税込表示です。



料金は2025年9月現在のものになり変更されている場合もあります
注文(実食レビュー)




今回は定番のうな重「禄」 6350円をオーダー。
※この日ランチは、うな重は禄のみの提供でした。


フタを開けた瞬間、炭の香りとタレの甘香ばしさが立ち上ります。ひと口目でまず驚くのが皮目のパリっと感。噛めばじゅわっと脂がほどけ、身はふっくら。地焼きならではの香り×食感のコントラストが明快です。タレは重すぎず、後味にキレ。


卓上の粉山椒で香りのトーンを一段引き上げると、甘辛のタレと清涼感が拮抗し、箸が止まりません。
ご飯は一粒感が立った釜炊き。脂とタレをしっかり受け止めながらもベタつかないため、最後まで快調なペースで食べ進められます。


お椀は澄まし仕立てで口内をリセット。


胡瓜と茗荷の酢の物が清涼なアクセント。**“さき立て・焼き立て・炊き立て”**の三立て思想が、食後の軽やかさに直結していると実感しました。



皆さんもぜひ行ってみてください♪
※店内の写真は、お店の方に許可をいただいて撮影しております。
再訪 2025年9月18日
厚木で「地焼き=蒸さずに直火で焼き上げる」うなぎが味わえる名店が地焼うなぎ ひらさわ。今回は2回目のランチ訪問。前日に公式サイトのネット予約で11:30に席を確保して伺いました。
当日の流れはこんな感じ。
- 11:30 到着(先客0組/のちに4組来店)
- 11:33 注文:うな重 「福」
- 11:40 お茶の提供
- 12:00 うな重到着
- 12:20 退店(会計はテーブル会計、クレジットカード可)
「混む前にさっと入って、落ち着いて食べたい」派には、前日予約+開店直後がやはりベスト。提供まで約25分、焼きの香りとともに静かな時間を過ごせました。


今回はうな重「福」 4350円をオーダー。
この日は愛知県産うなぎを使用とのこと。注文した**「福」**は、赤出しと香の物が付く定番のうな重。漆の重箱の蓋を開けた瞬間、炭の香りとタレの湯気がふわっと立ちのぼります。


地焼きならではの表面のパリッとした香ばしさ。ひと口かじると、身はふっくら、皮目はカリッと。このコントラストがたまりません。


タレはキレのある甘さで、くどさがなく米の粒立ちを引き立てます。ご飯は柔らかすぎず、うなぎを主役に据える絶妙な炊き加減。箸が止まらない。


タレは提供された時点ではうなぎのみにかかっていて、お好みでこちらのタレか山椒をかけると味変出来ます。



奥さんは量的に福でちょうど良いようです。
男性は、禄の方が量的に満足度は高いかもしれません。
因みに地焼とは?
ネットで調べてみると・・・
東京の多くのお店では、鰻を背開きにし焼いてから1度蒸し上げます。
そのあとにもう1度焼き上がるという関東式の工程が主流となっていますが、[炭焼 うな富士 有楽町店]では腹開きにしてそのまま焼き上げます。
これを「地焼き」といい、関西ではこのやり方が主流です。引用:炭焼 うな富士 有楽町店ホームページ
関西風のやり方のようですね。
地焼きの魅力は・・・
- 蒸さない直焼きで、皮は香ばしく身はふっくら。脂のキレが良い。
- 備長炭の遠赤外線効果で中までふっくら火が入る。
- 国内産鰻×釜炊きご飯で、素材と米の香りが立つ。
因みに、厚木でも他に関西風の焼き方をしているうなぎ屋さんがあります。
↓↓
厚木市下川入にある川入園。こちらも以前ブログ記事にしています。
まとめ
- 「香りが主役のうな重を食べたい」
- 記念日や親世代との会食で落ち着いた和空間を選びたい
- 小さな子ども連れや三世代で、テーブル席中心のレイアウトを望む
- ドライブついでに駐車しやすい店を探している
- クレジット支払いも可
そんなニーズにしっかり応えてくれるお店です。地焼きの醍醐味を、厚木で体験してみてください。
店舗情報詳細
- 店舗名:地焼うなぎ ひらさわ(厚木)
- 営業時間:11:30~15:00(L.O.14:00)/17:00~21:00(L.O.19:00)
- 定休日:月曜(祝日の場合は翌火曜休)
- 住 所:神奈川県厚木市小野2308
- 電話番号:046-248-2937
- 駐車場:あり(敷地内に広めの平面駐車場)
※情報は記事投稿時のものです。
変更されている場合があります。
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ブログ筆者は、厚木市で整体院をしています。


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